人生万事塞翁が馬

大腸がんの治療のつれづれ

大腸内視鏡検査にgo

ちょっと寝過ごし、朝5時半からニフレックを飲み始める。


(前日の寝る前にはプルゼニドを3錠)


2時間は長いので、映画を観ながら合間にごくごく。

美味しくはないけど許容範囲の味。

冷やした方が飲みやすいと聞いて、コップに氷を入れて飲む。

(濃度が変わるので、良い子はまねしないでください)


飲み始めてから30分過ぎ、トイレへ。

2時間後までに何回トイレに行っただろう、レモン色の水しか出なくなった。残渣ももう出ない。よし。


鎮静剤を使ったときのために、母に同行をお願いし、待機してもらう。


検査は痛くなかった。この先生、本当に上手い!

モニターを見たら、明らかな腫瘍が写っていた。

(やっぱりあったんだ)


「ここの表面は良性、ここは細胞が変わっちゃっているところ」

「SM癌だね」

「場所は上行結腸。このあたり」

「1〜2cm。これは内視鏡で取れないので紹介状書きます」

「ここにもポリープある。ここはS状結腸」

「がんセンター勤務なの?ならそこで取ってもらうといい。自分の前いた病院より余程いいよ」


自分の病院で顔見知りの方々におしり見られるの嫌だなぁ…自分は毛深いので。


母になんて言おう。ショックを受けないよう、優しく言わなきゃ。


でも母はその後、ずいぶん落ち込むことになる。


クリニックにgo

血便は続いていたorz

そこで、ネットで調べて大腸内視鏡検査の経験が豊富そうなクリニックに予約電話を入れる。

電話の応対の方がとても優しく明るくて安心できた。


いざ受診。とてもきれいなクリニック。

予約時間より早く来たのにさほど待たず。有難い。


「血便あって検便したならそりゃ潜血反応出ますよ。潜血反応出たなら、大腸内視鏡検査をするのがセオリーだから、一度やっとけば安心しますからね」


わかってるから受診したんだもん、と心の声。


検査は来週。自宅でニフレック(水で薄めて2リットル飲む下剤)を朝5時から飲むことに(´Д`) 

人間ドックにgo

朝、便はゆるゆるで形になってないなかった。

「こんな便じゃ、提出しても潜血反応出ないだろうな…」

(潜血反応をみるための検便は、便の表面をまんべんなくこすり取ります)


検査の最後に、女医さんから

「潜血反応出てますね」

(数値が高い。あんな検便でも反応したんだ)

「実は数日前から血便が出てて…」

「そうですか。続くなら検査結果を待たずに病院に行ってください」

「鉄欠乏性貧血もありますね」


腹部エコーの技師さんからは、子宮筋腫もあると言われた。


色々わかって良かった。

人間ドックの前日

いつも、人間ドックでは検便をさぼってた。

でも今回は、人間ドックの数日前に「あれ?便にオレンジ色が混じってる。ニンジン食べたっけ?」

今日の昼間「便のこれ、血かも知れない…検便間に合うかな」

あわてて下剤を飲み、翌朝へ。